最近テレビでとある芸能人が食レポをするシーンを拝見しました。
国内での旅番組で、10人中9人は知っているような有名な方だったのですが、
私はその方の食べているものより、箸の持ち方に目が留まりました。
ただただ違和感を感じてしまい、どこが悪いのかがはっきりとせず、
すぐに調べてみるその方は平行箸と呼ばれる持ち方をしていました。
中指を箸の間に挟み込むことで、箸先が閉じることが出来ないNGとされる持ち方のことです。
さらにその方は指を全て伸ばしきっており、箸を開くことも出来ず食事に苦労されていました。
普段メディア露出される方でも箸の持ち方を誰にも矯正されてないならば、一般の方では
なおさらかと思います。
今回記事によって確認の機会となり、一人でも箸の持ち方を改善される方がいたら幸いです。
持ち方が悪いと侮られてしまう
皆さんの中にも人と食事をしている時に、箸の持ち方が悪い人がいて気になった経験が
ある方はいるのではないでしょうか。
ですがその中で実際に注意してあげたことがある人はほとんどいないと思います。
「なんか箸の持ち方変だけど、言って空気悪くしても嫌だな」
わざわざ注意して場を盛り下げたくないと考え、大体の場合スルーしてしまうと思います。
相手に恥をかかせたくないと優しさもあるかもしれません。
実際に注意するとしたら恋人や子供といった、よっぽど関係の深い相手に対してでしょう。
食事の場でのマナーというのは強く人の記憶に残ります。
人によっては一度「この人食事のマナー悪いな」と認定されてしまえば以下のような可能性が
出てきてしまう思います。
- 会食の場に呼ぶのを敬遠される
- 男女の仲を進展させたいと誘った食事の場で見切りを付けられる
- 裏で心無い言葉で噂される
マナーというのは教育と品性が露呈するものです。
こんなことで相手に下に見られてしまわないよう今一度確認してみましょう。
箸の持ち方について
箸の正しい持ち方について、子供の頃聞いた覚えがあるかと思いますが簡単に流れを載せます。
- 上の箸の先端から3分の2ほどを鉛筆を持つようにし、親指・人差し指・中指で挟む
↓ - 下の箸も先端から3分の2ほどをもち、親指と人差し指の間の付け根に箸を乗せ
先端側を薬指の爪に当てる
↓ - 上記を同時に行い、下の箸は固定したまま上の箸を動かし食べ物をつかむ
たったこれだけになります。
慣れていない方は最初の内は窮屈に感じてしまうかもしれませんが、徐々に馴れていき
大人として恥をかかずに済むようにしましょう。
余談ですが最初に出した平行箸に並んだNGな持ち方を一部取り上げます。
- 交差箸…文字通り箸が交差している持ち方
- にぎり箸…子供に多い、グーの手の中に箸を握り込んでしまう持ち方
- 人差し箸…人差し指を立てて持つ持ち方
まとめ
箸の持ち方が悪いというのはそれ単体の問題ではなく、その人の教育の悪さや
品性を問われてしまうこととなりかねません。
本を正せば幼少期の親の教育から、注意を受けてこなかったことが原因かもしれませんが、
大人になってくればそれは全て自身の責任となってしまいます。
上記に紹介した通り簡単に矯正することが出来るので、こんなことで
侮られてしまわないよう、皆さんへの注意喚起となれたら幸いです。
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